睡眠障害には寝ようと思ってもなかなか寝ることが出来ない不眠症や、時と場所を選ばずに強い眠気に襲われる睡眠異常など様々な症状があります。その原因も様々なものがあります。
睡眠障害では主に以下のような症状があらわれます。気になる、当てはまると思うものがある場合は、一度心療内科を受診されることをおすすめします。
・寝ようと思ってもなかなか寝られない。
・寝ている途中で目が覚めてしまう。
・朝早く目が覚めてしまう。
睡眠障害の治療は主に睡眠薬を使用して行います。睡眠障害のタイプによって処方する薬の内容が変わってきます。
また、睡眠障害はうつ病や不安障害などの他の病気が原因で起こっている場合も多々あります。
ですから当院では、診察の中で睡眠障害の原因とそのタイプの見極めを正確に行うことを重視しています。
また、睡眠薬は最初にしっかりと飲んでいただき、症状が良くなった段階で悪化しないように症状をみながら減薬、中止などお薬の調整をして治療していきます。
※特殊な睡眠障害(ナルコレプシーや睡眠時無呼吸など)に関しては、専門的なクリニックにご紹介いたします。
・照明やテレビ、携帯電話などの光によって視覚に刺激が与えられると、脳にも刺激が与えられるため、寝付きが悪くなります。同様に睡眠薬の効果も落ちてしまいますので、睡眠薬は必ず寝る直前に飲むようにしてください。
・治療において睡眠薬はあくまでサブ的な役割を果たすものであり、正しい生活リズムを作る事がもっとも大切です。